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Motorola MC68HC11


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COP402Mとともに入手したのがこれです。

MC68HC11A0FN
MotorolaのMC68HC11A0FNです。

このMC68HC11シリーズにはメモリ容量や搭載するI/Oデバイスによってさまざまなバリエーションが存在します。

型番の「A0」の部分がバリエーションを表していて、この「A0」はROM無しのものになります。

続く「FN」はPLCCパッケージであることを表します。他にDIPの「P」などもあり、本当はそちらが欲しかったのですが入手しやすかったのはこのPLCCでした。

最後の行の末尾「8922」がデートコードですから1989年製、これでも30年モノですね。

ソフトウェアのアーキテクチャとしては MC6800 → MC6801 の延長線上にあり、上位互換となっています。インデックスレジスタIYが追加されて2本になっているのが主な変更点で、他にも若干の命令が追加されています。

日立のHD6301と類似の命令も存在しますが、残念ながら互換性はありません。あくまでもMC6801の改良であることに注意が必要です。

裏側
裏側、「AUMRZQ」は不明です。

左下に「KOREA」の文字があるので韓国製ですね。

これを入手した最大の理由はMC6800系のCPU判別をMC68HC11に対応させたかったから。まずは動かさないといけません。

  1. SBC6800
    前に1820-2151を試してみたときのように変換ゲタを作ってSBC6800を利用する方法。
    最初に考えていたのはこの方法です。アドレス用のラッチと若干のロジックで済みそうです。
  2. SBC6303
    上と同様に変換ゲタを作ってSBC6303を利用する方法。
    実現可能性の検討がまだなのでなんともいえませんが、うまくいけばラッチも不要(SBC6303に搭載済)になるはずです。
  3. EMILY Board
    EMILY Board対応のCPUボードを作る方法。
    これもアドレスラッチと若干のロジックで済むと思われます。
  4. 専用ボード
    独立して動作する専用ボードを作る方法。
    MC68HC11A0はRAMとUARTを内蔵しているのでROMとアドレスラッチ程度で最低限動作すると思います。

どれがいいかな?

参考文献・関連図書: 
MC68HC11A8データシート, Motorola.
MC6801/MC6803データシート, Motorola.
HD6303R,HD63A03R,HD63B03Rデータシート, Hitachi.

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