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私のハンダごて遍歴

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今回は久々に「~遍歴」シリーズ、ハンダごて遍歴を書いてみます。

以前FX-888Dのところで書いたものと一部重複しています。

  1. 30W
    最初のこれは10歳頃に買ってもらったものですね。こて先は円錐形のB型でした。

    当時は先端が汚れてきたらヤスリをかけていたので次第に抉れてきてカルデラのように中心が凹んでしまいました。ただこれは意外に便利でICソケットのように足が短いときはこの凹みに嵌めるとブレないのです。そんなわけでそのまま使っていたところ、固定ネジが焼き付いてしまって交換不能になってしまいました。
  2. 30W?(その2)
    もう1本30W程度のものを持っていたように思うのですが、何のために追加したのか、こて先のタイプなど詳細が思い出せません。

SG-Writer II を開けてみた

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前回書いたように久しぶりにSG-Writer IIを取り出してみたらカラカラ音がするので開けてみました。


ネジとスペーサが外れて転がっていたのですが、写真を取り忘れたので上の写真は再組立てした状態です。

基板は長いセルタップネジでケースに直接取り付けられていたのですが、ネジのピッチが大きく2~3山程度しか締め込まれていません。このネジの先端はタップ用の切込みが入っていてネジとしては不完全だから、これは設計が不適切なんじゃないかなぁ。

そのネジ山が衝撃か何かで削れてしまったようで、2本分が効かなくなってしまっていました。

修理方法を考えなくては。

インチ定規を買ってみた

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とある目的で国内で入手の難しいインチ定規を米アマゾンで買ってみました。


ミツトヨのNo.182-207というものです。

日本では計量法という法律でインチ表記の入った計量器の販売が原則禁止されている(販売目的でなければ輸入・所持はOK)のでわざわざ海外から購入したのですが、なんとラベルには日本語が...... しかも日本製でした。

条文読み直したら輸出するものは問題ないらしいですね。


長さ6インチ(約150mm)のおそらく一番短いタイプです。

TR4941(分解編 その4)

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分解編の最後は残るマイコンの部分です。

最初に基板全体の写真を再掲します。

操作パネルに8279が使われていたので80系のマイコンが載っているかと思いきや、使われていたのはMC6802でした。水晶振動子に近頃見ない巨大なものが使われていますね。これは2.4576MHzだったのでMPUクロックは1/4の0.6144MHzとなります。シリアル兼用でしょう。

隣のMBM2764-30はソケットなので読んでみようかな。

HM6264LP-15が2つ、これは容量的にROMに書くべきデータのバッファと思われます。MC6802には128×8bitのRAMを内蔵しているのでワークエリアは内蔵RAMの方に取っているのでしょう。

TR4941(分解編 その3)

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やっと心臓部のROM周りです。

まず最初にROMソケットを見ておこうと思います。


定番中の定番、3MのTEXTOOLが使われています。

が、それだけではありません。

TL866Aのような最近の安いライタではソケットが直接基板にハンダ付けされていますが、高級機では基板にリセプタクルをハンダ付けしてその上にソケットを載せる構造になっているものがあります。ソケットのソケットのようなもので、ガタが来たソケットを交換できるようになっています。

これもそうなっていました。

それではROMソケット周辺の部品を見ていきます。

TR4941(分解編 その2)

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ニキシー管用の高圧電源を作り始めましたが、不足部品が出てきて到着待ちになってしまいました。普段とはあまりに違う分野なので高耐圧のケミコンなど持っていませんが、部品調達したときに何故か頭からすっぽり抜けていたのでした。

というわけでTR4941の分解編の続きをお送りすることになりました。


メイン基板です。

TR4941(分解編 その1)

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なかを見てみたくて買ったTR4941、あれから数年経ってしまいましたが先日遂に開けました。

裏のネジを4本外すと表のカバーが上下に分かれて外れます。上カバーにはグランド線がネジ留めされているので注意します。


左が本体、上のカバーは通風孔が空いているだけのカバーですが、下のカバーには操作パネルが付いています。

まずは下のカバーから見ていくことにします。

曲げ癖がハッキリついているうえに、コネクタはピン数がそれぞれ異なっていて逆挿し防止のキーもありますからそのまま抜いてしまってOKです。

Platform Cable USB(パチもん)

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TwitterでCPLDの話題が出ていたので買ったまま放置していたPlatform Cable USBのパチもんを引っ張り出してみました。


雰囲気は純正品に似ていますが違います。

以前作ったAltera/Xilinx両用PLD書き込みアダプタはパラレルポート(USBの変換は使用不可)が必要で、対応PCの維持が難しくなるだろうと約5年前に買ったものです。

自作アダプタもこれも用意はしたもののPLDを個人的に使う機会が無くほぼ未使用です。自作の方は職場に持っていって動かした気もしますが、これは完全に未使用(静電防止袋の封も切ってませんでした)です。

ROMエミュレータの内容保持改造

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ROMエミュレータのプリント基板化でも触れましたが、シリアルポートから電源への漏れ電流対策の副作用でターゲット電源切断時の内容保持が出来なくなってしまいました。BOD機能で何とかと書きましたが、RAMの保持を漏れ電流に頼るのはやはりおかしいので別の方法を考えることにします。


ということで改造してみたのがこれです。

何か所かパターンカットが必要になったので生板から新たにもう1台製作しました。

まずRAM保持用の電源をどうするかですが、幸いTTL-232R-5Vからは5Vの電源が得られるのでそれを利用することにします。

ROMエミュレータ(ソフトウェア編)

プリント基板化したROMエミュレータのハードウェアが無事動作したので次はソフトウェアです。

マイコンをAT90S2313からATtiny2313に移行するためにはソフトウェアの変更が必要になります。

まず確認のためにHDD内に残っていたソースを再アセンブルして新しいAT90S2313に書き込んで試したところ動作しませんでした。動いたAT90S2313から読み出してバイナリを比較してみたところ一致せず、長らく真のソースだと思っていたものは開発途上の未完成品かもしれません。タイムスタンプによると20年ほど経っているので最終版を探すのは難しそうです。

救いは動いているバイナリが存在することで、これを逆アセンブルすればソースが復元できそうです。

以前INS8073のROMを読むででっち上げた簡易逆アセンブラをAVR用に改造して読んでみました。すると大半は共通で以下の機能が追加されているようです。

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