2019-09-06 00:00 — asano
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ハムフェアではAF-9702の他にもう1台ROMライタを買ってしまいました。
タケダ理研 TR4941、AF-9702と同時代の製品のようです。ちなみにタケダ理研は現アドバンテストです。
ソケットはどちらも24/28ピン対応、LED表示も似ていますしキーパッドも配置は異なるもののほぼ一緒ですね。
電源コードが外せないのはちょっと邪魔ですね。
シリアルは電圧レベルの切り替えがありません。特に書いてありませんがDB-25コネクタを使っていることからRS-232Cレベルでしょうか。
「DEBUG RAM」とあるのは何でしょう? ROMエミュレータにでもなるのかな。
前面には電圧の調整ができるようになっていました。左の2つは10進のロータリスイッチ、半固定抵抗器は3つのみです。
底面のラベルにはシリアル番号のみです。電源の定格は背面のヒューズのところにありました。
さらにリファレンスシートが付いていました。これは簡単に外せます。
一番上の「ROM TYPE」のところから対応デバイスがわかります。表示が3桁7セグメントLEDなのでちょっと無理やりな感はありますね。まだ書き込み方式が単純だった頃なのでメーカ指定は少ないです。
「DEVICE」「EDIT」はコマンドのようです。
下にはエラーコード、「TRANSLATION FORMAT CODE」はシリアルの転送フォーマットでしょうか。30の「INTELLEC-HEX」がインテルHEX、40の「Motorola-Exormacs」がモトローラSのことかな。
こちらにもかなりのコマンドが記載されています。
これも試しに電源を入れてみたのですが、残念ながらウンともスンともいいませんでした。一応ヒューズと電源部は見てみるつもりですが、AF-9702同様中を見るのが目的なのでさっと見てわからなければそれ以上は追及しないつもりです。
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