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ジャンク基板


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ハムフェア2019シリーズも今回で最後です。

ジャンク基板1
売れ残っても持ち帰るのが面倒なものは最終日の午後ともなると「タダ」になることも多いです。それでつい貰ってきてしまったものがいくつかあります。

1枚目はこれ、マイコン系のICがいくつかあったのが選んだ理由です。中央部にある大きな(600mil幅)ものは上からMSM2128-15, μPD8255AC-5, μPD8253C-5です。周囲には74LSシリーズ・74Sシリーズが並んでいます。

MSM2128は2k×8bitのSRAMです。

μPD8255AC-5は8255 PPIで取り上げました。今のようなGPIO付きのワンチップマイコンが使えなかった頃の定番デバイスでした。

μPD8253C-5はやはり8253 PITで取り上げています。

各ICのデートコードのうちわかるものは1984~1987年に分布しているので1987年製造と思われます。結構幅が広いので比較的少量生産だったのかもしれませんね。

ジャンク基板2
もう1枚には「Anritsu」の文字がありました。

これにもμPD8255AC-2が載っていますね。

その横に3つ並んでいる面白い形状のμPA57Cは6回路のトランジスタアレイです。お尻に付いているのは放熱用タブでGND端子も兼ねています。

右には押しボタンとLEDが並んでおりフロントパネルのようですね。右下の大きな切り欠き部分には何らかの表示デバイスが来るのでしょう。

こちらは部品点数が少ないので何とも言えませんが、1989年製造ではないかと思います。

これら、あまり考えずに貰ってきてしまったのですが今後どうしましょう? 取り外す手間に見合うようなもの載っていないんですよね。

参考文献・関連図書: 
MSM2128RSデータシート, Oki Semiconductor.
μPA57Cデータシート, Renesas Electronics.

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