2017-12-09 23:58 — asano
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昨日は送信機のメイン部分を書いたので、今日は操作パネル類です。
これは小部屋の中にあった操作卓です。
普段は閉めているようですが、中も見せてもらえました。
操作卓の後ろは壁一面がパネルになっています。
この送信所には元々2セットの機器があったのですが、保存されているのは1セット分です。しかしこのパネルは2セット分残っています。中央の角型メータの左側がNo.1の分、右側には同じものが対称に並んでいます。
メータやランプ、ハンドルなどが並んでいます。その中に真空管のようなものもあります。
よく見ると真空管ではなくリレーでした。
パネルには「SUBRELAY」と書かれています。SUBがあるのならMAINもあるはず。実は前の写真の四角トビラの中に入っていました。
「DANGER」「HIGH PRESSURE」「DO NOT OPEN」とちょっと物騒なことも書いてあります。不活性ガスでも充填されているのでしょうか。
これは送風器操作盤です。
これはトリプラ(周波数三倍器)磁化用電動発電機操作盤です。
トリプラは鉄心を故意に飽和させることで波形を歪ませるのですが、そのためには鉄心に巻いたコイルに直流電流を流す必要があります。この直流電流も電動発電機で作るので、その操作盤ということになります。
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