2021-06-26 18:35 — asano
PC不調に伴ってこれが出てきました。
不調なPCもいきなり放棄を決めたわけではありません。一応手持ちのあった電源ユニットとDIMMを交換してみたのですが、状況は改善しませんでした。この作業のため横にあったプリンタを移動させようとしたところこれが付いたままになっていました。
ということでこのMini100mです。
「Fast Ethernet PrintServer」とあるようにセントロニクス仕様のプリンタをネットワークに接続するためのアダプタですね。写真奥のほうにアンフェノールDDKの36ピンコネクタのオスが付いていて、プリンタの背部に直接付けて使用します。
裏側、ACアダプタ方式なのに100~120V, 0.5A, 50~60Hzと1次側の仕様が書かれていますね。
ラベルの上部中央にうっすら丸く見えているのは下にネジが隠されているようです。PCの方が落ち着いたら開けてみたいところです。
プリンタのコネクタの反対側、ACアダプタ用のDCジャックとネットワークの8P8C(RJ-45)コネクタがあります。
LEDの方はPower, Link, LPTの3つ、PowerとLinkはいいとしてLPTはラインプリンタでしょうか。マニュアルを探してみたところ今でも公式サイトからダウンロード可能でした。
それによると次のような説明がありました。
- Pw/Tx LED
プリントサーバに電源が入るとグリーンに点灯、データ送信中に点滅します。 - Lk/Rx LED
ネットワークとリンクすると点灯、データ受信中に点滅します。 - LPT LED
プリンタポートへデータを送信中に点滅します。
結構細かいですが正直ここまでの情報は必要ないような。しかも実際に設置するとほぼ見えないのですよね。
付属のACアダプタは5V 1.6Aのものでした。一般的な2.1mmのようですしセンタープラスなのでSBCシリーズなどの電源として使い回せるかもしれません。
ちなみにこの「プリントサーバ」を付けていたプリンタは、エプソン LP-7700Rでした。このプリンタには純正のネットワークボードも存在したのですが、当初はパラレル接続していましてネットワーク接続したくなった頃には純正ボードはすでに入手が難しくなっていました。価格的にもこのアダプタの方がはるかに安かったはずです。
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