2016-05-02 22:05 — asano
カテゴリー:
これは富士通製のマスクROM。
マスクROMは各ユーザ向けのデータが書き込まれた(作り込まれたという方が現実に即しています)デバイスであり、一般に流通することはまず無いものなのですが、誰もが欲しいデータということであれば例外になり得ます。その一つが文字フォントです。
もともとMB83256 001~009の9つセットだったものの一部(001,005,008)です。残りも捨ててはいないはずなので、いずれ発見されるでしょう。資料が何も残っていないので記憶ですが、おそらくはプリンタ用の24x24ドットフォント(JIS第一水準)だったのではないかと思います。
「プリンタ用」とは縦8ドット分が1バイトとして読み出せる形式で記録されていることで、同様に横8ドット分が1バイト構成になっている「表示用」のものもラインナップされていました。
2020年12月21日 訂正:
その後中身を読み出してみたところ、横8ドット分が1バイト構成になっている「表示用」のROMでした。
その後中身を読み出してみたところ、横8ドット分が1バイト構成になっている「表示用」のROMでした。
関連項目:
コメントを追加