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チューナーユニット


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秋月で買ったと思われるチューナーユニットが出てきました。

チューナーユニット
ハンダの跡があって明らかに取り外したものとわかります。

今回出てきたのは現物が2つ、紙1枚の資料も一緒に貰ったと思うのですがそちらは未発見です。

いつか弄ろうと思って放ってあったのですが、その機会は永遠に失われてしまいました。これTVのアナログ放送のチューナーなのです。

確かチューニングは中にバリキャップが入っていて外部から電圧をかける方式でした。100~200MHz程度の音声(FM)チューナーとして使える可能性はあるかもしれません。

幸いカバーはハンダ付けされていなかったので開けてみます。

部品面
こちらは部品面、意外とシンプルですね。透けて見えるパターンの複雑さが気になります。

左端にあるピンジャックがアンテナですから、左から右に向かって周波数変換・中間周波増幅・検波と並んでいるはずですが、左側には能動素子が見当たりません。空芯コイルが目立ちますが、みな樹脂で固めてあります。

中央付近のM54965BSPはなんでしょう? 調べたところ「Serial Input PLL Frequency Synthesizer for VTR」とのこと、あれっ、記憶と違っています。

右端のLA7550は「IF Signal Processing (VIF+SIF) Circuit for TV/VTR」でした。

ハンダ面
反対側のハンダ面、予想はしていましたがチップ部品がびっしりです。

基板は片面ですが、0Ω抵抗(ひと回り大きい「000」と書かれた緑色)で交差を実現していますね。

上部には「SHARP」の文字も見えます。

参考文献・関連図書: 
M54965ASPデータシート, Mitsubishi Electric.
LA7550データシート, Sanyo.

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