2017-12-03 22:45 — asano
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今日行ったのは半田市鉄道資料館、月に2日しか開館しないというとても行きにくい施設です。
展示施設はこのプレハブだけです。
外の広場に蒸気機関車も展示されています。小さいタイプですが、この武豊線で使われていたものでしょうか?
開館日には運転台に入ることができるようです。
中に入れる展示機は各地にありますが、大抵はバルブ・レバー類は動かないように固定されています。
しかしここは動かせる状態のままでした。砂撒きレバーだけは触らないでと言われたのみです。外部のコンプレッサーから圧縮空気は供給されていてブレーキレバーを操作すれば「プシューッ」と排気音のする状態です。
建物内には雑多な部品などがあります。電気に関係するものもありました。
これはマルス(旧国鉄の座席予約・発券システム)の初期のもので使われていた入力装置です。
列車名や駅名の書いてあるこの棒を挿入することで入力します。横にあいている穴を読み取って入力がされ、さらに先端は活字になっていて切符への印字に使用されました。
印字は後にカタカナのプリンタになりました。両側に穴のあいた連続紙で、子供のころにはまだ使われていた記憶があります。
これは軌道短絡器、事故などの際に列車を止めるためのものです。
信号や踏切が列車の存在を検知するのに車輪が左右のレールを短絡するのを利用しているためです。短絡するとそこに列車がいると検知され、信号が赤に変わります。
他の方法が使われる場合もあります。レールを短絡しても確実に止められるとは限りません。
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