2017-12-15 23:25 — asano
カテゴリー:
とても懐かしいラグ板です。最後に使ったのはいつのことでしょう?
これは平ラグと呼ばれるものです。
昔読んでいた「初歩のラジオ」などで入門者向けのトランジスタ1石~3石程度の工作によく使われていましたね。今の入門者も使っているのでしょうか? いきなりブレッドボードを使っているのかもしれません。
これは4×2の小さなものですが、20×2といった長いものも存在します。
これは縦ラグ、そのままシャーシにネジ留めできるようになっています。もちろんその端子はシャーシと短絡しますので通常はGNDとします。
こちらは大昔のラジオ等によく使われていました。真空管時代のものではプリント基板はあまり使われておらず、この種のラグ板がいくつも使われていました。真空管はソケットがシャーシに取り付けられているので、ソケットの端子とこのラグ端子を利用して抵抗・コンデンサなどが空中配線されていたものです。それは市販の製品でもそうでした。
子供の頃はよく不要になったラジオ等を貰って(拾って?)きて分解して遊んでいましたが、このラグ板がよく使われていました。抵抗も巻線抵抗やソリッド抵抗ばかり、ペーパーコンデンサもよくありました。これらの大きな部品は足をラグ端子に何周も巻きつけてあって外すのは結構大変でしたね。
コメントを追加