それでは何のシールでしょう?の解答編をお送りしましょう。
まずはこのオレンジのものから。
これは紫外線消去タイプのUV-EPROMの窓を塞ぐためのものです。
最初は真面目に貼っていたのですが次第に面倒になって貼らなくなりました。実際に意図せずに消えてしまったことはありませんし、自分で使っているものなら万一消えても元データから書き直せば良いということもあります。
これはオルゴールに使用中のところです。中身はプログラムではないので書き換えることも無いだろうといったところでしょうか。
シール自体そう安くは無いのと、一度貼ってしまうと剥がした時に糊が残ることがあります。そのままだと消去に支障が出ることがあるので窓掃除をするのですが、それも地味に面倒でした。
これは昔中古で手に入れたROMですが、こんなロゴ入りのものもありました。
剥がして消去して売っているものもあったのですが、未消去のほうが安いことが多いのでお金の無い学生時代は未消去品を買うことが多かったですね。中身を覗く楽しみもありましたし。
次は銀色のシールです。
これは5.25インチのフロッピーディスクの書込み禁止用のものです。切り欠きをこのシールで塞げば書込み禁止になり、再度書き込みたいときは剥がします。光の透過で検出しているので確実に光を遮断するために銀紙を使っていました。
3.5インチのスライド式に比べると面倒に感じますが、当時はそんなものだと思っていましたから気にはなりませんでした。それに最初に書込み禁止にするためには自分で切り欠きを切らないといけない8インチよりはマシです。
あとこんな裏技もありました。
ドライブ入れて使用中に一時的に書込み禁止したい時、適当な紙をV字に折ってドライブとディスクの隙間に差し込むのです。ベタコピーやフォーマット等の危険な操作をする際に対象でない方を誤って消さないため、よくやった手です。
普通の白い紙でも問題なかったので、銀紙は過剰だったのかもしれません。
そのうちに銀紙ではなく黒印刷になり、ラベルと一緒のシートになったものもあります。
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