2018-10-21 23:28 — asano
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こんなものを手に入れました。生死は不明ですが、中を見てみたいだけなので特に問題はありません。
あの「Cisco」です。このサイズとコネクタから想像するにスイッチのようですね。
天板には吊橋ロゴがデカデカといれてあります。
「Catalyst 2940 Series」ということは予想通りスイッチでした。
10Base-T / 100Base-TXが8ポートというのは今となっては使い道があまりありません。
アップリンク用には100Base-FXと1000Base-Xが用意されています。100Base-FXは100Mbit/sの光ファイバ、1000Base-Xは100Gbit/sですが物理層はモジュール化されていて交換が可能です。SFP(Small Form-Factor Pluggable)という規格の(通常は光トランシーバ)を挿して使います。ツイストペア用のものも存在はしますがあまり見ないですね。
左には「MODE」というボタンがありますがマニュアル未入手なので使い道は不明です。
電源内蔵なので背面には3Pインレットがありました。個人的にはメガネよりこちらの方がコードをたくさん持っているのでありがたいです。
右端の「CONSOLE」は設定用のシリアルポートです。10Base-T / 100Base-TXなどと共通の8P8Cモジュラーコネクタを使うのは紛らわしいと思うのですが...
かなり細かい設定が可能なはずなので、もし動いたらいろいろと遊んでみたいです。
100Base-FXのカバーは上部のロックを押さえると簡単に外れました。
SFPの方は黒いレバーを手前に起こせばロックが外れるはずなのですがうまくいきません。レバーが一部変形しているのかロックが連動しないようです。構造を観察しながらロックを外してやって何とか抜きました。
抜いたSFPトランシーバ GLC-SX-MM、Ciscoの純正品でした。
「TX」「RX」とあるのはどちらの光コネクタが送信側・受信側であるかを示しているようです。普通はファイバ側のコネクタは2つが一緒になっていて逆には挿せないはずです。
そういえば100Base-FXの方はコネクタ1つだったけどどうなっているのだろう?
SFPトランシーバの電気接点はこんな感じ、意外とピン数は少ないです。電源と送受信(差動)とあとは何だったかな?
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