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PCM56P


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以前PCM58Pを取り上げましたが、さらにPCM56Pも出てきました。

PCM56P
Burr-BrownのPCM56P、2つありました。

マーキングはかなりビジーになっています。1987年の日本製ですね。右下の「J」は他と若干色が異なっていますが、おそらく後から実測して選別しているのでしょう。

これはオーディオ用シリアル入力の16ビットのD/Aコンバータ、1チャンネルのものなのでステレオ用に2つあるのは自然なことですね。電源はロジック系とアナログ系がそれぞれ5~12Vの正負電源が必要です。PCM58Pと異なりビット重みの微調整はMSBのみとなっていて、ピン数は16と少なくなっています。

「J」についてデータシートで確認すると全高調波歪率によるランク分けでした。DIP品のPCM56PではK,J,無印,Lの4種、SOIC品のPCM56Uは無印のみとなっています。

これも使う当てはないのでまた埋もれさせておくことになりそうです。

参考文献・関連図書: 
PCM56P,PCM56Uデータシート, Burr-Brown.
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