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SBC6800で6502を


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SBC6800MC6800のマイコンボードですが、ほうめいさんがちょっとした改造あるいはソケットの細工で6502を動作させています。

当初は6502ボードもあることだし静観していたのですが、WDCのW65C02(私の6502ボードではなぜか動いていない)の動作報告も出てきたので比較用に動かしてみることにしました。

6502 on SBC6800
私の場合Universal Monitorのテスト環境を維持する必要もあり、6800・6802・6502を頻繁に差し替えることになります。6800が動かせなくなるのは困るのでSBC6800を改造するわけにも行きませんし、ソケット細工方式では頻繁な差し替えに不安があります。

そこで以前1820-2151を試した時と同様の変換ゲタを作成することにしました。

基板 表面
表側、必要な部品は6502と抵抗器のみですのでシンプルですね。

回路は基本的にほうめいさんのソケット版そのままですが、以下の点を変更しています。

  1. 74138のG1は6800ソケットのところでプルアップしているので74138の細工は不要です
  2. 6502の1ピンはW65C02対応のためGNDからは切り離しています

1820-2151(MC6802)用と異なりクロック生成・リセット回路はSBC6800のものを使用していますのでMC6800を抜いてこれを挿すだけです。

基板の上部1/3は未使用なので切断してしまってもよかったですね。

基板 裏面
これが裏側、MC6800に挿すピンは1列のものを使用しました。ソケットとピンの少なくとも片方は1列タイプにしないとハンダ付け作業ができません。ここは段取りをよく考えて作業しないと手詰まりになりますよ。

あとピンは基板から少し浮かせてあり、基板との間に配線を通せるようにしています。

SBC6800のソケットにピンを挿し、10mmのスペーサで基板を支えた状態でハンダ付けしました。こうすることでピンを浮かせかつ傾かないように固定することができます。

最後に表側のソケット取り付け前の写真を載せておきます。

表側 ソケット取り付け前
3つのプルアップ抵抗はソケットの内側に並べています。

ソケットを取り付けてしまうと修正不能になる部分があるので入念にチェックしてから取り付けます。もし後から不具合出たらソケットの桟を切断するしかありません。

ソフトウェアは当然Universal Monitorです。6800用のMC6850ドライバをそのまま機械的に6502用に書き換えただけです。

さてこれでW65C02載せたらあっさり動作しました。ということはW65C02で動作しないのはやはり私の6502ボードに原因があるのでしょう。オシロも出てきたことですし、じっくり見ていくしかありませんね。

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