2020-08-05 23:11 — asano
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富士通のUV-EPROM MB8516は以前にも古いUVEPROMで出しましたが、もっといいものが出てきました。
やはりホワイトセラミックのものは美しいですね。
1981年製のもの。型番もサフィックスが付かないのですっきりしています。昔の規格表を見るとアクセスタイムが450nsのMB8516と350nsのMB8516Hの2種があったようで、これは450ns品です。これは使いづらいなぁ。
窓のところが反射してしまっているので別角度の写真も載せておきます。
真上から撮影したもの。
ピンだけでなくダイのベースもボンディングワイヤも金色に輝いています。
富士通に限らず古いデバイスでは左端中央の切り欠きだけではなく1ピンにもマークのあるものが多かったように思います。このようなダイヤ以外に「1」と数字のもの(数字の場合は左上のピンにも書いてある場合も)や窪みのあるものなどもあります。本サイトでも何度か書いていますね。
1ピンマークのみで左の切り欠きの無いものや切り欠きが申し訳程度の小さいものもありました。
いつかこんなパッケージ形状の分類してみても面白いかもしれません。
参考文献・関連図書:
『'96 最新PLD/ROM規格表』CQ出版社.
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