2016-09-13 18:57 — asano
以前磁気テープ (2)で紹介したQICのドライブです。
5インチベイに入るハーフハイトサイズですね。
「150MB」と書かれていますし、型番の「2150S」からもQIC-150のドライブであることがわかります。
テープは右側のスロットから挿入し、左のレバーを右にスライドさせてロックします。
下の通風孔の右端にアクセスランプが見えています。
これは左側面、メーカはArchive Corporationであることがわかります。
電源は 5V 5.25W, 12V 19.8Wと意外と大食いです。
プーリにかかったゴムベルトが見えていますが、触ってみたところ劣化している様子はありません。20年以上経過しているドライブですが今でも動作するかもしれません。まぁ150MBでは動いても使い道はほとんどありませんが。
左上の電源コネクタはSCSIやIDEのHDD等と同じですね。
下にはジャンパピンの群れ、説明は裏に書かれています(後述)。
右の青い50ピンコネクタはSCSIのです。逆挿し防止の溝が下にあるので一般のドライブとは逆で、複数のSCSIデバイスがあると配線の引き回しに苦労しますね。
SCSIコネクタの上にある3つの黄色いモノはターミネータ、ソケットになっているので必要ないときは引き抜けばよいのですが奥まった位置にあるのでラジオペンチか何かが必要でしょう。
裏面のコネクタ付近、ジャンパピンの説明が書かれていますね。左のA,B,Cと部品の構造から考えるとBOTTOM VIEWのようなのですが、間違いそうです。
SCSIコネクタの右端が壊れていますね、動作には影響なさそうですが。
これは裏面です。
これを入手したときには既にEXB-8200 (容量2.5GB)を持っていたので150MBのこれはあまり使っていません。
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