2016-06-07 11:21 — asano
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前回1/2インチテープを紹介しましたが、今回はQICです。
ケースに入れたところ、QICには形状の異なるものがいくつかあるようですが、使ったことがあるのはこのタイプだけです。
このタイプでも長さ・トラック数の異なるものがあり、写真のものはQIC-150と呼ばれる容量150MBのものです。ほぼ同じ容量の1/2インチに比べてかなり小さく、また扱いやすくなりました。
これは裏側、ベースは分厚いアルミの板で、今測ったら2.5mmありました。上はヘッドがあたる部分のカバーで、ドライブに挿入するとこのように開きます。
ところで変だと思いませんか? 普通テープのカセット・カートリッジにはリールを回転させるための軸が2つあるはずなのですが、このカートリッジには見あたりませんね。
答えはこの写真にあります。DC6150の「0」の上(写真では左下)に黒い滑車のようなものがあります。また写真の上と左、カートリッジの角のところにも白い滑車が見えますね。これら3つの滑車にベルトがかけてあり、そのベルトがリールに接することで動力を伝える仕組みになっています。
あと、この写真で黒滑車の右側には鏡が45度に取り付けてあってテープを透過式の光センサで見られるようになっています。
QIC最後はライトプロテクト、三角マークのこれは回転するようになっていて、この写真のように「SAFE」に合わせると書込み禁止になります。
右側には先ほどの鏡も見えます。
このQICはドライブも所有しています。そのうち出しますね。
2018年6月2日 追記:
忘れていましたが手持ちのドライブはArchive 2150Sです。
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