2021-07-29 23:25 — asano
しばらく行方不明だった電卓を偶然発見しました。
HP-48G、約30年前の関数電卓ですが方程式の解を求めたり式のまま微積分ができたりという高機能な機種です。
これの前にHP-28Sという機種があって憧れの電卓でした。大学1年のときに先輩が研究室出入りの営業さんから買ったということで見せてもらったのですが、値引きしてもらったとはいえかなりの額だったはず。その時はとても買えなかったのですが...
その後やはりHP製のHP-32S IIを使うようになり、またHP-28Sが欲しくなったのですがその時は既にHP-48シリーズに代替わりしてしまっていたのでした。
それでこのHP-48G買ったんですが、サイズ的に持ち歩きにくいこともあってHP-32S IIの方を使うことが多かったですね。
HP-28Sは左右に開いた両側にキーがあったのですが、このHP-48Gではキーの数がかなり減っているので一つのキーに最大で4つの機能を割り当てています。(HP-32S II も同様です)
例えば右端中央付近の 1/x のキーは逆数ですが、紫の左シフトに続けて押すと左上に紫で書かれている ex として、緑の右シフトに続けて押すと右上に緑で書かれている LN (loge x)として機能します。さらに α に続けて押すと文字「X」の入力になります。
最上段の白いキーは一種のファンクションキーで画面最下段に機能が表示されるので実はさらに多くの機能を持っていますね。
裏の電池ホルダを開けたところ幸い空でした。かなりの期間放置されていたので入ったままだったなら液漏れしていた可能性があります。
単4×3なので早速入れてみました。
ざっと試した感じでは問題無さそうです。が、これマニュアル無しはキツいですね。
これは新品で買ったはずなのでどこかにあるはず。
上部にはシリアル通信と思われる4ピンのコネクタがありました。
もう専用ケーブルの入手は無理だと思いますが、持っているかな。
あと周囲の樹脂の雰囲気から赤外線通信機能も持っているように思いますね。
このあたりの事情はマニュアルを発見すればはっきりするでしょう。
これ書いていて、ふと気になって「HP-28S」検索してみたらeBayとかに結構出品されていますね。何かの拍子に手を出してしまいそう。
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