2022-07-11 18:37 — asano
カテゴリー:
前回、ピギーバックのROMと内蔵RAMで動作したので、今回は外部RAMを追加してみます。
ハードウェア的には未実装だった74HC04, 74HC573, 62256を載せるだけです。
ソフトウェアとしては、内蔵ROM(ピギーバック含む)有効モードで起動するとポートD,FはポートになっているのでMM(Memory Mapping)レジスタを設定してバスに切り替えないといけません。
Universal Monitorのソースに追加しなくてはと読み始めたところ、MMレジスタの設定は既に書かれていました。uPD78C10ボードを動かしたときに、内蔵ROM無効の場合はROMアクセスのためにポートD,Fは自動でバス設定になるのですが、念のためにMMレジスタも設定していたようです。
RAMは8000H~に配置します。内蔵RAMと重なってしまいますが256バイトなので無視してよいでしょう。SN74HC04NはA15からCSを作るためだけに載せています。場合によっては未使用ゲートをX2にとも思いましたが、このままで動いているので...
マルチプレクスバスなので74HC573APで下位アドレスをラッチします。
SRAMはちょうど手元にあった300mil幅のCXK58257ASP-70Lを使いました。HM62256とピン互換です。
ソフトウェアの変更が不要になったのでROMはそのまま未実装だったICを載せて電源を入れてみます。モニタは問題なく起動したのでRAM領域に書き込めることを確認、さらに256, 4k, 16kバイト先にイメージが出ないことなどを確かめて問題なし。
残るはI/Oですが、スイッチとLED並べても面白くないので...
μPD78CG14Eを動かす話はこれでいったん区切りとしますが、I/Oに繋ぐもののネタを思いついたらまた何か書くかもしれません。
コメントを追加