2022-11-06 22:10 — asano
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ニキシー管を入手したら次はドライバが欲しくなります。ということで調達したのがこれです。
ニキシー管の陰極は高い電圧がかかるので通常のTTLのオープンコレクタではドライブできません。以前は専用のSN74141という高耐圧のBCDからのデコーダがあったのですが現在では入手困難らしいです。
トランジスタやホトカプラで使えるものを探そうと思ったのですが...
SN74141の相当品で旧東側製のК155ИД1というのがあって今でも手に入るらしい。それでeBayで探したところ中古品を安く売っているところがあって、よく見たら何とウクライナのショップでした。"This package may be delayed due to shipping carrier service disruptions."とあって少し不安もありましたが注文してみました。
10月6日に注文して、10月13日にウクライナの税関を通過、10月24日に日本の神奈川の税関、翌25日には配達されました。運が良かったのかな、Twitterには荷物が途中で空襲を受けて梱包ボロボロで届いた話なんかもありましたから。
中古を承知で買ったのですが、思った以上に「外したまま」の姿でした。剥がれたパターンの一部がくっついたままになっていたりします。まぁ数もあるし、安かったので私としてはまったく問題なしです。
右端のこのロゴは、いつものサイト(リンク参照)によるとベラルーシの工場製みたいです。
デートコードは、年週ではなく年月(あるいは月年)が一般的らしいので1991年2月製造というところでしょうか。
これは裏側。
ランドとパターンが付いているのがよくわかります。このランドは円形ではなくて八角形だったようですね。
とりあえず当面使う数個をクリーニングするつもりです。管の方も2本しか買っていないので少し買い足すかな。
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