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FM-7用漢字ROMボード


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これはFujitsu Micro 7の中央スロットに挿さっていたボードです。

漢字ROMボード 表面
これがボードの表面、ROMの他はバスとのインターフェイス用と思われるTTLのみで構成されています。IC類はさすがにほとんど自社(富士通)製ですね。

左上の4つのソケットに挿さっているのがメインのROMです。漢字ROMのものと同形式で、内容違いのものです。1つ32kBが4つということは16×16ドットでJIS第一水準のみといったところでしょう。これが当時としては一般的なレベルです。合計128kBですからRAMにロードすることはできず、フロッピーに入れても320kBの半分弱を占めてしまうわけで、このようなROM形式以外は実用的ではありませんでした。
2つのSN74LS273N(これだけTI製)はD-FFで、128kBはアドレス空間に置けないのでおそらくここにアドレスをラッチして読み出すのでしょう。
他はバッファとデコーダでしょう。

ICのデートコードが82年41週から83年19週まで分布していますから1983年中頃の製造でしょうか。本体FM-7が82年末の発売でしたから、これは比較的初期のものです。

漢字ROMボード 裏面
裏面はまあ普通です。

表裏ともにコネクタCN1のピン番号が明記されていますね。


コメント

はじめまして、上州トマトと申します。漢字ROMの資料をWEBで見つけていたら、ご貴殿のページに出くわしました。
なっ、なんと、昔懐かしいFM-7の漢字ROMボードの写真が掲載されてますが、現在も保有されているのでしょうか?
実は、自分は、この掲載された基盤中のROMの続き番号のROM ( 末尾番号が023~026 漢字ROM第2水準 )を最近部屋で見つけて以来、
探し出した第2水準の漢字ROMの組の前の第一水準の詰まったROM ( 末尾番号が021~024 漢字ROM第1水準 ) をネットで探しておりました。
当然とっくの昔に製品販売等もないので、どなたかROMのデータ等を個人でお持ちになっている方を探してました。
くだらない考えかもしれませんが、今現在、「この16X16のフォントデータって、どんなかなぁ~、4インチLCD基板に表示させてぇ~!!」と
いう思いで日々暮らしてます。(笑) そこで、現在もこの基板をお手持ちでしたら、データをコピー出来ますでしょうか。不躾にすみません。

手放してはいませんのであるはずです。
なんなら現物を提供しましょうか。

ただ撮影後しまいこんでしまったのですぐには出てきません。

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