現在地

連続紙ファイル その2


テーマ:

カテゴリー:

以前1枚ごとに切り離さなくてもいいファイルもあったと書きましたが出てきました。


これだと前回のものと同じように見えてしまいますね。


「Lihit」というのがメーカ名かブランド名でしょうか。

C9-1011で検索してみましたが、見つかりませんでした。残念ながらこちらはもう製造されていないようです。


ファイルを開いたところです。

一番上の左右の穴を綴じるようになっています。

左右に付いているプラ部品を外側に開くと金属バーが外せます。


これが外したところです。

これを見るとかなりの枚数を綴じることができるのがわかりますね。


袋綴じのような感じになります。

ミシン目の近くにプリントしてしまうと読めなくなるのでプリント時に一定行数ごとにFFを入れるなどの工夫が必要です。

プリントされていたものは……

Cプログラムブック III に掲載のLISP処理系、Will o'Lispでした。元はMS-DOS上のMicrosoft C向けですが、これをCP/M-68K付属のCコンパイラ用に修正して動かしたのでした。

参考文献・関連図書: 
小西弘一, 清水剛『Cプログラムブック III』アスキー出版局.

コメント

少し前(90年頃)に社名が変わった老舗の文具屋さんで、現在のリヒトラブさんですね。意味はドイツ語の光と研究室。
紙表紙と金属部品を分別廃棄し易く改良したものが、10年頃はまだ売っていました。多分改良時に型番変更したんだと思います。

もう無いみたいですね。
サイト行ったらコンピューターバインダー(キャップ式)というのが見つかりましたが、切り離して左側を綴じる22穴のタイプのみで、それも約2年前に生産終了でした。

コメントを追加

Plain text

  • HTMLタグは利用できません。
  • ウェブページアドレスとメールアドレスは、自動的にハイパーリンクに変換されます。
  • 行と段落は自動的に折り返されます。
※ コメントは原則公開です。個別のご相談などは「ご意見・ご要望」からお願いします。