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連続紙用ファイル


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屋根裏で探し物をしていたところこんなのが出てきました。


これじゃ何だかよくわからないかもしれませんね。これはファイルです。

なんか正方形に近いですが、何のためのファイルかというと……


「DATA BINDER」と書いてありますね。

「T11×Y10」がサイズです。縦が11インチ・横が10インチ、ということで連続紙(プリンタ用紙)のためのファイルです。


連続紙は1枚(通常66行)ごとに切り離し、左の送り穴を利用して綴じます。

切り離さずに綴じるタイプも持っていたはずなので出てきたら取り上げるつもりです。

右の送り穴も切り離してありますが、幅に余裕があるので切り離さなくてもはみ出すことはありません。用紙によっては切り離せないものもありますし。

プリント内容については後で。


綴じてある部分はこんな感じになっています。

送り穴は0.5インチ間隔なのでルーズリーフのような構造でも良さそうなんですが結構ゴツいつくりになっています。上(写真では右上)方向にスライドさせると開くことができます。


これが開いたところ。

さて、それでは綴じられていた内容について見ていきます。

1枚目に手書きでタイトルが書かれており、ざっと確認したところプリント内容と一致していました。

  1. BAS68K, SUB68K, FNC68K
    これはMC68kボードで動かしたTiny BASICのソースコードです。PC-8001のN BASIC上で動作するクロスアセンブラを使用しており、メモリの制限により3分割してアセンブルしていました。
  2. 68000 クロスアセンブラ
    1.をアセンブルするのに使っていたクロスアセンブラの逆アセンブルリストです。
  3. CP/M CCP
    CP/M-80のCCP(Console Command Prosessor)の逆アセンブルリストです。MS-DOSのCOMMAND.COMに相当するプログラムですね。
  4. CP/M BDOS
    CP/M-80のBDOS(Basic Disk Operating System)の逆アセンブルリストです。
  5. CP/M SUBMIT.COM
    CP/M-80のSUBMIT.COMの逆アセンブルリストです。
  6. CP/M XSUB.COM
    CP/M-80のXSUB.COMの逆アセンブルリストです。
  7. TL/1コンパイラ
    PC-8001用のTL/1コンパイラの逆アセンブルリストです。

CP/M-80とMC68000関係ということと、10インチ幅の用紙を使っていること、から1989年頃のものと思います。

1.を何のためにプリントしたのかは憶えていませんが、他は中身を知りたくて逆アセンブルリストをプリントして、通学に片道1時間ほどで逆方向だったこともあって電車内でメモなどを書き足していました。


これは2.の一部、アドレスの左の〇は他から参照されている(ラベルが必要)だったかな。


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