2016-05-28 17:44 — asano
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ビデオカメラ用のビューファインダユニットが手に入ったので作った簡易ビデオモニタです。
アルミケースの上に載っているのがビューファインダユニット、ケースの左についているキースイッチも手に入ったから付けただけで特に意味は無いです。
赤いツマミは内蔵スピーカのボリュームで、右下のジャックはイヤホンジャック。アンプはLM380を使ったのが入っていました。もちろんモノラルです。
右上の穴が実は赤外線リモコンの受光ユニットです。何に使ったかというとリモコンの有線による延長です。当時まだ自分専用のビデオデッキなどは持てなかったので長い同軸ケーブル(たしか20mくらい)を3本束にしてデッキの置いてあるリビングから自分の部屋まで引っ張ってこのモニタで見るというわけ。その時ある程度の操作ができないと困るのでデッキの前に赤外線LEDを置いておいて操作するわけです。当時38kHz変調のことをわかっていなくて受光ユニットとLED直結してしまっていたのですが、意外にも動作していましたね、感度は悪かったですが。
他にお隣さんまでケーブル引っ張ってテープのダビングしたこともあったかな。
これは1987年頃のトランジスタ技術誌に掲載された秋月電子の広告。電源を繋ぐだけで動作し、ビデオ信号もそのまま入れるだけで良くてビデオアンプや同期分離もしなくていい、という安直に使えるデバイスが1,800円ですから非常にお買い得でした。ちょっと光学系のピントがずれているのではという感はありましたが、使えないほどではなかったかと。数も大量に出ていましたね。
そんなわけで私の周りでも似たようなモニタを作った人は多かったですね。
S先輩は8mmビデオと組み合わせて、授業中にHアニメを見ていたらしい。
友人のT氏(一緒にPV-7買った人物)は徹夜で行列するときにこれとPV-7とシールドバッテリ持ち込んでゲームで遊んでいたそうな。
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