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水晶発振器


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プラスチックDIPの発振器もありました。

SG-531
SG-531の16.0MHzのものです。

これにはピンが4本しかありませんが、ピン番号はどうなっているのでしょう?

メーカ資料によると1,4,5,8ピンとなっていました。8ピンのうち2,3,6,7が欠けているという扱いのようですね。

もう一種類あります。

EXO-3
こちらはキンセキのEXO-3、19.660MHzのものです。標準品だと思うので正確には19.6608MHzでしょう。キンセキは水晶関係の専業メーカでしたが、現在では京セラに吸収されてしまいました。

先ほどのSG-531とは異なり、8ピン全てが使われています。
原周波数以外に分周したクロックも取り出すことができ、そのためのピンが必要になっているためです。

EXO-3 裏側
裏側は面白いことになっていました。後から流し込んで埋めたように見えますね。

想像ですが水晶が射出成型に耐えられないので水晶抜きで一旦成型し、水晶を取り付けてから異なる樹脂で埋めたのではないかと。

参考文献・関連図書: 
『水晶発振器 SG-615シリーズ, SG-531/SG-51シリーズ』エプソントヨコム.
『EXO-3 CMOS水晶発振器』KSS.
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