2016-07-14 16:52 — asano
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これはPCIバスのMatrox MGAビデオボード、CompaqのPCへの内蔵用でしょうか、Compaqロゴ付きです。
まだアナログ接続でブラウン管のモニタが使われていた頃、画質の良さで定評のあったビデオボードです。3D性能の悪さが欠点とされていましたが、X Window System(以下X)での使用しか考えていなかった私には関係ありません。XFree86(*BSD/Linuxで使われるX)では性能が発揮できないということでAccelrated X(商用のX、表示サーバのみで他はXFree86を利用)を買ったりしましたね。
中央のMGAと書かれているのがメインのチップ、左上のTIのロゴのあるのがD/Aコンバータでこのカードの名声を高めた要因の一つとも言われます。右に2つ並んでいるのはVRAMで、2MBと思われます。その上下に並んでいる長いコネクタはVRAM増設用で最大8MBまで拡張できました。
左下の青いコネクタはVGAコネクタです。その上の黒いコネクタはDVIではなく、独自の26ピンコネクタで、VGAやDVIに変換できるわけではなかったようです。
右下の小さなスイッチは、BIOS Flash ROMの書き込み許可と、VGA機能の切り離しスイッチです。ビデオボードでVGA切り離してどうするのかと疑問に思うかもしれませんが、ビデオボード一般の呼び方としてのVGAではなく狭義のVGA互換機能の切り離しです。狭義のVGA機能はPCに1つしか積めないので、これを切り離すことによってこのボードの複数挿しが可能になるのです。Millenniumの発売は1995年ごろだったと思いますが、その頃からデュアルモニタを想定していたんですね。
こっちは裏側です。
これはOEMではないMatroxブランドで4MBのものです。
メモリが増えた分右側に伸びていますが、それ以外のレイアウトはそっくりですね。
これはその裏側、パターンは上の2MBとはかなり違っています。この違いが2MB⇔4MBのためなのか、Compaq対応のためなのかは不明です。
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