2018-06-02 22:36 — asano
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昔使っていたモデムがまとまって出てきました。今回のものはそのうちの一つです。
オムロンのME5614D、型番からわかるように56kのモデムです。おそらくADSL移行まで使っていたものではないかと思います。
FAX / DATA MODEMとあるようにFAXの送受信機能も持っていたのですが、FAXはほとんど使いませんでした。
モデムICは大抵FAX機能も持っていたのでFAX機能を抜いてもコストはほとんど変わらなかったはずです。実際一般に売られているものはどれもFAX対応でした。なのでFAXは一度も使わなかったという人が多かったと思います。
正面には5つのLEDインジケータがあったのみです。
PWはもちろん電源ですね。
ERはホスト(電話相手ではなくシリアルで繋がったパソコン等)からのEquipment Ready信号(Data Terminal Readyとも)を表示します。着信設定をしていてもこれが切れている時は着信しません。
OHはOff Hook、電話でいうところの受話器を上げた状態を表します。
CDはCarrier Detect、ネゴシエーションが完了してデータが通る状態であることを表します。名前がちょっと変なのは300bpsなどの時代は復調回路が相手からの搬送波(キャリア)を検出すれば通信可能であったことの名残りです。
DAはデータ(FAXではない)かな、取説が見つかっていないので確証はありませんが。
左側面には電源スイッチがあるのみです。
ちなみに右側面には何もありません。
背面のコネクタは左からPOWER・FG・RS232C・LINE・PHONEの5つです。
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