Soyo SY-6BB Motherboard
これは先日のPentium IIが挿入された状態で発見されました。
SoyoのSY-6BBです。拡張スロットがAGP×1, PCI×3, ISA×3(ただしPCI×1とISA×1は排他使用)、DIMMスロットも3つと、「良いマザーボードとはスロットの多いマザーボードである」と考えていた(いる)私にはそこそこ魅力的なものでした。
これは先日のPentium IIが挿入された状態で発見されました。
SoyoのSY-6BBです。拡張スロットがAGP×1, PCI×3, ISA×3(ただしPCI×1とISA×1は排他使用)、DIMMスロットも3つと、「良いマザーボードとはスロットの多いマザーボードである」と考えていた(いる)私にはそこそこ魅力的なものでした。
これはPS/2キーボードをATマザーボードに接続するための変換ケーブルです。
長さ10cm程度の変換ケーブルです。
変換コネクタではなく、ちょっとの長さでも柔らかい部分があるのが良かったですね。基板のコネクタに変な力がかからないですし、壁に近づけて置くこともできます。
PS/2とATの違いはコネクタだけで信号は一緒です。マウスのPS/2とUSBの変換みたいにキーボードが相手を認識して動作を切り替えるわけではありません。ですから特定のキーボードでしか動作しないということはありません。
またもMatroxのビデオボードです。
これはAGPのG200ですね。VRAMは右端にHY57V161610D TC-7 (2banks×512k×16bit SDRAM)が4つあって8MBです。
SDRAMを囲むように「コ」の字のシルクがあり、SO DIMMのソケットを付けられそうなかたちです。増設用なのか、直付けと排他利用なのかはちょっとわかりません。
他にも用途不明のコネクタのためのパターンがいくつもあります。
VGAコネクタは1つで、G450のものと違い長さの短いタイプです。あの長いコネクタはDVIコネクタとパターンが干渉しないためだったのかもしれません。
これも随分昔の出来事です。記憶で書いているので細部は間違っているかもしれませんのでご了承ください。
目的とか細かいことは忘れてしまいましたが、その日私は電源回路を作っていました。トランスと整流ブリッジとケミコンだけだったので、模型のモータ用だったのか、単に部品の確認をしていたのか、残念ながら思い出せません。
トランスは何かをバラして取り出したものだったと思います。
整流ブリッジは... ゲルマニウムでもなくシリコンでもないセレン整流器でした。四角い板が何枚か間隔をあけて重なっていて、端子には「~」「~」「+」「-」のマークがあったのでブリッジですね。こんなものを購入するはずも無いのでこれも何かから取り出したものでしょう。
でケミコンだけは普通の新品でした。1000μF 16Vだったんじゃないかな。
とりあえず接続して試しに通電したところ、
「ポンっ」
という大きな音と共に部屋の中に白煙が立ち込めました。慌てて電源を切ったのは言うまでもありません。
6800シリーズの非同期シリアルの石、MC6850 ACIA (Asynchronous Communications Interface Adapter)です。
これは日立製の2MHz品HD63B50Pです。「68」ではなく「63」なのでCMOS版になります。
ライバル?のIntel 8251 USARTが非同期・同期両用だったのに比べるとスペック的に見劣りがしますが、実際には非同期だけで十分な場合が多かったです。それに同期が使いたければ姉妹品でMC6852 SSDA (Synchronous Serial Data Adapter)という同期専用のがあったようですからそれを使えばよいのです。両者を切り替えて使うことなど殆ど無いはずです。
MatroxのG450ビデオボードを2種類紹介しましょう。
以前紹介したPCI Matrox Millenniumではヒートシンクも無かったのですが、これにはヒートシンクが付いています。律儀にGNDに接続してありますね。
VRAMはSamsungのK4D62323HA-0C60、512k×32bit×4bankのDDR SDRAMです。これ一つで8MBですから、全部で16MBということになります。
今日はSRAM、8ビット幅初期のモノです。
最初は日立のHM6116LP-2です。2k×8bit構成で、小さなマイコンシステムではRAMはこれ一つで済みます。2kバイトもいらないからといって小容量のものを選ぶとたいてい×1や×4bit品なので複数個必要になってしまいます。
初めて作ったマイコンボード(⇒Z-80ボード 1号機)のRAMも確かHM6116LP-3でした。1983年当時で一つ1,000円以上して、単価の最も高い部品だったはずです。
これらのデバイスはS/PDIFのトランスミッタとレシーバです。
前にMDS-S30の項で光デジタルの部品を買ったと書きましたが、その一つがこれです。他に光コネクタ(発光・受光素子内蔵)も買った記憶がありますので、そのうち出てくるでしょう。
写真上のCS8401-CPがトランスミッタで、下のCS8411-CPがレシーバです。どちらもパラレルのCPUバスを持っていますが、他にCPU無しで使えるCS8402, CS8412というのもあります。
いずれにしてもオーディオデータ自体はシリアルなのでPC等に接続してオーディオデータのやり取りをするためにはシフトレジスタと適当なFIFOを用意する必要があり、検討中に製作意欲が失われてそのまま放置されることになってしまいました。