2016-05-27 17:36 — asano
最近スマートウォッチなるものが流行っているようですが、その遠い先祖にあたりそうなモノのカタログが出てきました。エプソンのRC-20リストコンピュータのカタログです。
調べたところ1984年発売のようですから、30年以上前になりますね。
残念ながら実物は所有しておりません。
EPSONのRC-20 リストコンピュータ、普通のアラーム付き時計機能のほかにプログラムを送り込んで実行可能でした。標準でスケジューラ・メモ・ワールドタイム・電卓のプログラムが付属し、それと置き換える形でユーザ作成のプログラムを入れることができます。表示は42*32ドット(7文字*4行)で入力操作はタッチキー、通信機能は有線のシリアル(2400bps)とのこと。
プログラムはZ-80のアセンブラでRAM容量が2kバイトということでかなり頑張っていると思います。当時Z-80はまだパソコン用として現役でしたので、クロックを落としているとはいえそれを腕時計に内蔵できたのですから。
写真を見る限り特にゴツいわけではなさそうです。
『腕には、コンピュータの時代です。』とありますが、そんな時代になるのに30年かかりました。
当時欲しかったんですけど、1984年というと私はまだ中学生でして買えなかったですね。
2016-7-24 追記:
このカタログは欲しいという方に提供したため、私の手元にはもうありません。
コメント
中学生の頃これ持ってました。黒いやつ
中学生の頃これ持ってました。黒いやつ。CR2032だったかのリチウム電池を使ってるのですが、交換すると内蔵プログラムが全部消えるんですよ。買ってもらったときにジョーシンのお姉さんが普通の腕時計のノリで電池交換してしまい、何にも動かないのでまた持って行った思い出があります。プログラム集みたいな本もあってPC-8201でマシン語をベタうちして入れてましたね。当時としては最新技術を駆使した力作だと思いますが、あまり流行らなかったようで数年後9800円ぐらいで投げ売りされてたような...
羨ましい
えっ。電池交換で消えるのは時代を考えると納得いきますが、自力で復旧できなかったんですか?
プログラム集から入力されていたということは転送手段はお持ちだったんですよね。
投売りされていたんですか? 欲しかったなぁ。
コメントを追加