2018-09-27 23:39 — asano
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PC系パーツは久しぶりになります。
シルクによると Media Vision の ProMovie Spectrum 2.0 のようです。
Media Vision はサウンドボード Pro Audio Spectrumシリーズで有名な会社でしたが、他の種類のボードも出していました。これもビデオキャプチャのボードのようです。
大きな「M」のロゴ(Media Visionロゴ)のあるMVV251AとMVV351Bはおそらくカスタム、詳細不明ですが1993年の日本製ですね。ISAの帯域に収めるために独自の圧縮をかけていたのでそのためでしょうか。
左のMT4C16257DJ-7は256k×16bitのFast Page Mode DRAMです。圧縮用のバッファではないかと思われます。左の未マウントパターンは×4bit DRAM用でしょうか。
上中央の100ピンQFP Philips SAA7186Hはビデオのスケーラらしいのですが詳細な資料は入手できませんでした。
その下のやはりPhilipsのSAA7191はDigital Multistandard Colour Decoder, Square Pixel(DMSD-SQP)でした。すぐ右上のSAA7197はClock Generator Circuit for Desktop Video Systems(CGC)、TDA8708はVideo Analog Input Interfaceです。このブロックがアナログビデオの入力部なので、やはり最初の不明な石は圧縮がらみの可能性が高いですね。
他にはバッファのLS245の他、TI16L8-25, NPLD22V18-25といったPLDがいくつか使われています。
裏面には部品はありません。
外部コネクタはコンポジットビデオとS端子の入力があるのみです。
音声の入力端子がありませんが、音声は別途サウンドボードに入力する前提でした。
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