2019-04-26 23:52 — asano
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探し物をしていてこんなものも発見してしまいました。
2つの7セグメントLEDは東芝のTLR312、以前は入手しやすい定番のデバイスでした。
下にはデコーダがあります。右側のソケットは抜かれていますが、左に挿さっているのはFairchildのF9368です。これはZ80ボード 1号機(の形見)でも取り上げました。1号機ではデータバスの表示用に2つ使用していましたが、それがこのボードに流れてきていたのかもしれません。
隣には日立のHD14040BPがいます。12ステージのリプルカウンタ、これは74HC4040として74HCシリーズにも取り込まれています。
左端はNE556N、定番のタイマIC 555を2つパッケージに入れたものです。オリジナルはSigneticsですがここではTexas Instruments製を使っていました。登場は1970年代の初めですがいまだに使われているロングセラーです。
太いビニル線で配線されていて奥がどうなっているのかよく見えません。こちら側にも抵抗器やコンデンサが取り付けられているのも見えます。よく見るとビニル線があちこち融けています。まぁ耐熱性のない線材でこんな配線をすれば当然でしょう。
基板自体は亜土電子のADO-723でした。
さて一体これは何をする回路なのでしょうか?
556でクロックを作ってHD14040でカウントし16進で表示するだけ? 下の2つのボタンは何なのでしょう?
試しに通電してみたところ「00」が表示されただけでした。ボタンを押しても反応ありません。
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