2019-10-19 23:24 — asano
ちょっと探し物をしていたらこんなマニュアルが出てきました。
味も素っ気もない表紙ですね。
下部には「株式会社メルコ」とあります。現バッファローの旧社名がメルコだったのでそれだと思われます。
タイトルは「プチコン PZ-8MINI マニュアル」です。
この名称から気になることがあって中身を確認したところ、思ったとおりZ8671を搭載したマイコンボードのマニュアルでした。
中身はわずか8ページで主な内容は以下のようなものです。
- はじめに
- 特長
- 操作方法
PC-8001をターミナルとして使う方法 - ホストコンピュータとの接続
PC-8001, PC-8801, LEVEL-III, IF-800との接続に必要なレベルコンバータ・ケーブル - レジスタファイル
Z8のレジスタ図 - メモリセレクトジャンパー
ボードに載せられる2716, 2732, 6116の切り替え方法 - Z-8 ピン配置図
- 仕様
- ステートメント一覧表
- エラーコード一覧表
- PZ-8MINI 回路図
半分くらいはZ8671の資料の抜粋のようです。
回路図を見るとZ8671を動かすで作ったのと同じような構成のボードですね。時代が違うのでメモリ容量はまったく異なりますが。
もしかしてボードも持っていたのか、マニュアルだけもらったのか...
コメント
PZ-8MINIのホスト
LEVEL-IIIだけちょっと違和感がしますね。ベーシックマスターL3のことですよね。
PC-8001, 8801, IF-800あたりは、メーカーの開発現場とかにありそうな機種に思えますが、L3があるところってそんなになさそうなイメージがします。
この世代で68系なら、FM-8の方がありそうな気がしますね。
Re: PZ-8MINIのホスト
件名修正させていただきました。
「LEVEL-III」は記載されていた表記をそのまま使いました。ベーシックマスターL3で合っているでしょう。
この項、本体内部のソケットにTTLレベルの信号が出ているPC-8001専用ケーブルとRS-232レベルへの変換機+ケーブルの型番が記載されていました。IF-800はすぐにわかりませんでしたが、PC-8801とベーシックマスターL3はD-sub 25ピンのコネクタが使われていて前記ケーブルがそのまま使えます。FM-8はコネクタが異なっていて変換が必要なのが記載されていない理由ではないかと思います。
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