2016-08-27 21:01 — asano
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懐かしいVL(VESA Local)バスのビデオカードを見つけました。
前に紹介したISA ET-4000の後継となるものです。
VL Busは主にビデオカードでの使用を想定したバスで、ISA Busを拡張する形になります。カードエッジもISAに更に追加する形となるのでカードが非常に長いのが特徴です。追加された部分はISA部分よりピッチは狭くなっています。
スロットを複数備えたマザーボードがかなりあったこと、ビデオを念頭に置きつつも単なる高速バスであること、からビデオカード以外にも使用されました。私もどこかにSCSIカードを持っていたはずです。この辺りがビデオ専用だったAGPとは異なる点ですね。
さて基板ですが、やけに豪華なVGA BIOSラベルが目を引きますね。複製防止の目的も含まれているかもしれません。
左側に8つ並んでいるソケットに刺さったDIPはメモリ、OKIのM514256B-70Rが8つで1MBですね。PCではあまり一般的ではありませんでしたが私は1152×900ドット8ビットで使うことが多かったです。これはSun3のCG3と同じです。
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