2021-05-16 23:39 — asano
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何度か書いていますが、デバイス購入時に複数のパッケージが選べる場合は原則としてユニバーサル基板で使いやすいかを基準にしています。そういう意味でシュリンクDIPは避けているのですが...
Z80180-Z80 ADAPTER for SBCZ80は前に組んだPLCC版だけではなくシュリンクDIP用のものもあります。専用基板があるなら避ける理由は無いので買ってみました。
HD64180ZP8、Z80ペリフェラルとの接続を考慮した「Zバージョン」のシュリンクDIP版です。
PLCC版と基本的には同じものなのですが、ピン数(PLCCは68ピン・DIPは64ピン)の関係でアドレス空間は1MBではなく512kBになっています。
早速アダプタを組んでみます。
回路的にはPLCCと変わらないとのことなのでいきなり動かしてみましたが、一発で動作しました。
搭載デバイスはHD64180ZP8とクロックのSG-8002DCです。PLCC版でSG-8002DCを使ったのでこちらは水晶単体にすれば良かったかな。
SBCZ80へのコネクタとCPUソケットは重なっているのでデバイス搭載前の写真です。
Z80の20ピンに相当するところはソケットの桟の下にハンダ付け箇所があるので段取りを間違えると厄介なことになります。
実は小さなやらかしをしてしまいまして...
ソケットを最後にすれば良いだけだろうと先に裏側に秋月で売っている連結ソケットを付けたのですが...
連結ソケットのピンが突き出してソケットと干渉してしまいました。
仕方ないのでピンを短く切断しました。
連結ソケットを少し浮かせて付けても良かったかもしれません。ユニバーサル基板で同様の構造で作るときは基板と連結ソケットの間に配線を通すために浮かせていることが多いです。
シュリンクDIPでなければ1列ソケットを使えば問題無いですが、1.778mmピッチの1列ソケットは手に入らないでしょうからね。
連結ソケットはあとで表側のソケットのハンダ付けを邪魔しないように1列タイプを使用しています。
あ、DCD0のジャンパ忘れていますね。
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