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Tandy 200 (分解編)


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先日のTandy 200の中を覗いてみました。


これはLCDとキーボードを外したところです。上側2/3がメイン基板、左下はメモリのサブ基板になります。右下には電池ホルダの裏が見えていますね。

メイン基板の右下、沖のM80C85AがCPUです。その上には同じく沖のM82C51A USARTが見えます。PC-8201ではシリアルには6402が使われていましたが、本機では素直に8251のCMOS版です。
左にあるHD61830B00はLCDコントローラです。ということはその上のμPD4364C-20LがVideo RAMでしょうか。
基板右上は電源回路ですね。バックアップ用のNiMH(NiCdかも)電池がありますが、古い割には液漏れ等は無いようです。
μPD4364Cの左には「MICROSOFT」の表示のあるICが3ついます。左から364E43-6A1, 3256S27-5C3, 3256S97-6A3、それぞれ64k, 256k, 256kのマスクROMでしょうか。
M81C55は256バイトのRAMとI/O、カウンタの複合チップです。
基板左端のC,R類の密集しているところはモデムでしょうか。トランスやリレーもありますね。


3つ並んでいるHM6264LP-15は8kBのRAMで計24kBのメインメモリを構成しています。
RICOHのRP5C01はリアルタイムクロックですね。

メイン基板と違ってパターンが手書きのような感じで曲線になっています。間隔も均一ではありません。


最後はキーボードの基板ですが、キースイッチが並んでいるだけですね。

今回は液晶部分は開けませんでした。

参考文献・関連図書: 
HD61830/HD61830Bデータシート, Hitachi.
μPD4364データシート, NEC Electronics.
RP/RF5C01Aデータシート, Ricoh.

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