2016-10-19 12:47 — asano
今回もAliExpressで発注していたモノです。
これは6502、大昔のCPUです。Apple IIとかPET-2001、VIC-1001といったパソコンに使用されたことで有名です。
どれも所有したことはありませんが、中学のときに技術科準備室にPET-2001がありました。あの頃6502のアセンブリ言語で遊んでみれば良かったのですが、当時は一緒においてあったPC-9801Fやベーシックマスターレベル3ばかり使っていました。結局あれから30年以上経って再会できたというわけです。
上のUM6502Aは2MHz品、1992年製でしょうか。下のUM6502は1MHz品です。
UMC製では他に3MHzのUM6502B、4MHzのUM6502Cというのもあったようです。今回データシート調べるまで知らなかったのですが、バリエーションが結構あったようです。割り込み等を省略してアドレスも13ビットにして28ピンパッケージにした6507とか、クロックジェネレータを外付けにして2相クロックを入力する6512 (6809に対する6809Eのようなものでしょうか)といったものがありました。
手持ちの資料でわかる範囲を一覧にして見ました。
型番 | ピン数 | アドレス | クロック | 備考 |
---|---|---|---|---|
6501 | 40 | 16 | 内蔵 | MC6800とピンコンパチ |
6502 | 40 | 16 | 内蔵 | |
6503 | 28 | 12 | 内蔵 | RDY無し |
6504 | 28 | 13 | 内蔵 | NMI,RDY無し |
6505 | 28 | 12 | 内蔵 | NMI無し |
6507 | 28 | 13 | 内蔵 | IRQ,NMI無し |
6512 | 40 | 16 | 外部 | |
6514 | 28 | 13 | 外部 | 詳細不明 (6504の外部クロック版でNMI,RDY無しか?) |
参考文献・関連図書:
MCS6500データシート, MOS Technology.
R650X,R651Xデータシート, Rockwell.
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