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シャープ LX-3400


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以前、同じくシャープ製のLX-3210を紹介しましたが、今回のLX-3400は資料も一部残っており動作確認できるかもしれません。

LX-3400 表側
LX-3400はLX-3210よりひと回り大きくなっています。やはり電池とスイッチを接続するだけで時計として動作します。

主な機能は以下のようになります。

  • 時計表示
    12時間表示で時分を表示します。
  • アラーム
    毎日決められた時刻にビープ音を発生させます。7分間ビープを止める(7分後に再び鳴り出す)スヌーズ機能も持っています。
  • オーディオタイマ
    決められた時刻から決められた時間(59分まで)ロジック出力をOnします。これは1回限りの動作です。
  • スリープタイマ
    現在から決められた時間(59分まで)ロジック出力をOnします。当然1回限りの動作です。
  • 時報
    毎正時にビープ音を発生させます。

もちろんアラームや時報を使うためには圧電ブザー等を接続しなくてはなりませんし、タイマを使うためにはロジック出力でリレー等を駆動する回路が必要になります。

LX-3400 裏側
裏側には水晶と調整用トリマなどが載っています。

青く汚れているのは、昔ケースに取り付けたまま塗装したためです。外側を塗るだけなので大丈夫かと思ったらスイッチの穴かなにかから内側にも塗料が入ってしまったのです。実害は無いのでそのままになっています。

このLX-3400ですが、最初は確か科学教材社のキットか何かで買ったと思います。もう30年以上も前の話です。
高価なモジュール(少なくとも小中学生にとっては)なので何度も組み替えて、最終的にはジャンク箱に放り込まれて今まで残っていたというわけです。
最初にも書きましたが 斉藤真幸著「ディジタル時計の製作」日本放送出版協会 という本にピン配置等の資料が載っていたので復活を試してみようかなと思っているところです。

参考文献・関連図書: 
斉藤真幸(1979)『ディジタル時計の製作』日本放送出版協会.

コメント

昔、ラジオの製作に載っていて、作りました。タイマーとかスヌーズとかたくさんスイッチ付けて使っていましたが、
ケースが壊れてプラケースに単三一本で駆動してかなりあとまで長く使いました。

中3のときに作って、現役です。貧乏性だったので全機能を使えるようにしてパワーリレーを外付けしてオーディオタイマーとしても使用していました。液晶って有機物なんで何十年も持たないという話を聞いた気がしますけど、35年間問題なしです。ブログ主さんとは多分歳が同じで、同じような経験をしてきたので他の記事も懐かしく読ませていただいています。

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