2016-06-21 23:07 — asano
これもISAバス用のSCSIカードです。
前に紹介したAHA-1542CがPC用SCSIカードの老舗Adaptecの製品なのに対し、こちらは個人が設計したもの、だったと思います。どこかに資料もあったはずなのですが、まだ発見できていません。
ちなみにこのボードはだいぶ後になってから他のジャンクとともに入手したもので、私は動作させたことはありません。
右端のコネクタは外部デバイス用のコネクタで、その上にあるのはターミネータ電源のためのガラス管ヒューズです。その左のリボンケーブルようコネクタが内蔵デバイス用のコネクタになります。
その左の48ピンの大きなICが富士通のMB89352AP、SCSI Protocol Controller (略してSPC)です。非同期転送限定ながらドライバ・レシーバ内蔵で使いやすそうなデバイスです。
左にROM・RAMがありますが詳細は不明です。ROMがあるということはもしかしてSCSIディスクからブート可能なのかもしれません。
ROM・RAMの上にある薄いグレーの部品はターミネータです。内蔵・外部両方にデバイスを接続するときはソケットから抜きます。昔はこのようにターミネータがソケットになっていて不要な場合は抜くというデバイスが結構ありました。抜いたターミネータをなくしてしまうと必要になったとき困るのですが、汎用のパーツなのでピン数調べて秋葉原の部品屋さん(PCパーツ屋ではなくて電子部品屋)に買いに行ったこともあります。
裏面には部品どころかシルクもありません。シルクの代わりにパターンで文字が何箇所かかれています。
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