2022-10-03 17:56 — asano
カテゴリー:
光工事のおかげで発見したシリーズの最後はこれです。
左がコレガのCG-WLCB54GL、右はその後継のCG-WLCB54GL2です。
どちらもCardBus(PCIをベースにしたPCカード)スロットに挿す無線LANカードで、IEEE802.11b/g対応です。型番の「54」は802.11gの最大54Mbpsから来ているんでしょう。
今ではノートPCに無線LANがあるのは当たり前ですが、これらのカードが出た頃はまだオプションだったりしました。未対応の場合はもちろん、対応していてもより新しい(速い)規格を使うためにこのようなカードが使われていました。
上部の黒い部分はアンテナで、スロットから出っ張ることになります。本体部分は金属ケースになっていますがここは電波を通すために樹脂製です。
CG-WLCB54GLの裏側、無線機器なので技適番号が表示されていますが何で2つあるんだろう?
「2.4 DS 4」「2.4 OF 4」もよく見かけるけど何だろうと探してみたところ... ARIB STD-T66で求められている「現品表示内容」というもののようです。(リンク参照)
その他、MACアドレスにシリアル番号と数字だらけですね。
端子はPCMCIA同様68ピンです。
サイドの形状でCardBus非対応のスロットにCardBusのカードは挿さらない(CardBus対応スロットにPCMCIAカードは可)ようになっています。
どうしたわけかシリアルが黒塗りされていますが... 塗った覚えはないのでこれジャンク品か貰い物かもしれません。幸いラベルの材質が紙ではなさそうなのでIPAで拭いてみたところ綺麗に除去できました。
コメントを追加