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NJM2073S


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これとっくに取り上げたと思っていたのですが、まだだったようです。


新日本無線のNJM2073Sです。

ちょっとしたスピーカを鳴らせるアンプが2チャンネル入っているので、ステレオで使うかモノラルでBTL接続して使うことができます。LM386クラスが2つ入っている感じですね。

そういえばLM386も単独で取り上げたことはないですね。使われている基板はいろいろ見ましたが...

パッケージは8ピンDIP, 8ピンDMP, 9ピンSIPがありました。DMPというのはSOPのような形状で新日本無線独自のサイズらしいですね。個人で使う場合はDIPが一般的と思いますが、持っていたのはなぜかSIPでした。

SIPは他のパッケージより1ピン多いですが、GNDが2本に増えています。


裏側には「2m」の刻印があるのみでした。

さてこのNJM2073、残念ながらすでに既にディスコンになっています。

まぁ秋月にはまだDIP品の在庫があるようですし、他社から互換品も出ているので当面困ることはなさそう。手元にも少なくとも4つはあるので機会があったら使ってみようかな。

データシートを読む限り必要な外付け部品はLM386の場合と大差なさそうです。電源は1.8Vから使えるので乾電池2本(LM386は4Vからなので最低3本必要)からいけます。

参考文献・関連図書: 
NJM2073データシート, 新日本無線.
NJM386データシート, 新日本無線.

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