2023-11-27 18:05 — asano
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探し物をしていたところ下写真のROMが出てきました。
「KSB2」とあるのは勝山システム開発のマイコンボードの型番で(私の知る限り)以下のラインナップがありました。
- KSB-1
PC-9801のCバスのボードで、MC68000とHD64180が搭載されていました。CP/M-80とCP/M-68Kを実行できました。 - KSB-2
PC-9801のCバスのボードで、MC68000が搭載されていました。CP/M-68Kを実行できました。 - KSB-3
PC-9801のCバスのボードで、HD64180が搭載されていました。CP/M-80を実行できました。 - KSB-5
PC-9801のCバスのボードで、H16(HD641016)が搭載されていました。 - KSB-6
TMP68301が搭載されたボードでした。 - KSB-7
MC68302が搭載されたボードでした。
さて、どうしてこれを持っているのかですが......
バラして抜いたのではありません。実際ピンにはソケットに挿した形跡(書き込み時にROMライタのZIFソケットには挿したのでしょうが)もありません。
ちょうどMC68kボードを製作していた頃、KSB-2の解説記事(『プロセッサ』誌と思われる)に関連してプリント基板・このROM・CP/M-68Kディスクのセットが頒布されました。
CP/M-68Kの移植を考えていたところだったので申し込んだのでした。
なぜデジタルリサーチ社からジェネリック版を買わなかったのかというと、記憶が曖昧ですが、こちらの方が安かった、購入の手続きが簡単だった、最悪移植できなくても部品揃えて組み立て中古の98を買えば動かせるという安心感、あたりだったように思います。
自分のボードで動いたのでKSB-2は組み立てませんでした。そのうちプリント基板もひょっこり出てくるかもしれません。
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