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KSB-2のROMが出てきた


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探し物をしていたところ下写真のROMが出てきました。


「KSB2」とあるのは勝山システム開発のマイコンボードの型番で(私の知る限り)以下のラインナップがありました。

  • KSB-1
    PC-9801のCバスのボードで、MC68000とHD64180が搭載されていました。CP/M-80とCP/M-68Kを実行できました。
  • KSB-2
    PC-9801のCバスのボードで、MC68000が搭載されていました。CP/M-68Kを実行できました。
  • KSB-3
    PC-9801のCバスのボードで、HD64180が搭載されていました。CP/M-80を実行できました。
  • KSB-5
    PC-9801のCバスのボードで、H16(HD641016)が搭載されていました。
  • KSB-6
    TMP68301が搭載されたボードでした。
  • KSB-7
    MC68302が搭載されたボードでした。

さて、どうしてこれを持っているのかですが......

バラして抜いたのではありません。実際ピンにはソケットに挿した形跡(書き込み時にROMライタのZIFソケットには挿したのでしょうが)もありません。

ちょうどMC68kボードを製作していた頃、KSB-2の解説記事(『プロセッサ』誌と思われる)に関連してプリント基板・このROM・CP/M-68Kディスクのセットが頒布されました。

CP/M-68Kの移植を考えていたところだったので申し込んだのでした。

なぜデジタルリサーチ社からジェネリック版を買わなかったのかというと、記憶が曖昧ですが、こちらの方が安かった、購入の手続きが簡単だった、最悪移植できなくても部品揃えて組み立て中古の98を買えば動かせるという安心感、あたりだったように思います。

自分のボードで動いたのでKSB-2は組み立てませんでした。そのうちプリント基板もひょっこり出てくるかもしれません。


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