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VCW20J ビデオブースター


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また探し物をしていたところ段ボール箱からこんなものが出てきました。


マスプロ電工のVCW20J、ビデオブースターとありますがテレビアンテナのブースターです。

これTVチューナボードを使っていた頃のものと思われます。

アンテナからのケーブルは何部屋かに分岐され、それをさらに複数のチューナボードに分岐していたせいかギリギリだったからです。地デジ化以降は(リビングはケーブルTVに移行していたためUHFアンテナは立てませんでした)自室でTV受信は諦めたので使用していません。


裏側には電源プラグが付いておりACアダプタのような形状ですね。


コネクタは下部にあります。

入力(アンテナ側)はFコネクタのメス、出力(テレビ・チューナ側)はコードが出ています。


コードの先にはFコネクタのオスが付いています。

大昔の平行フィーダのテレビだと面倒ですが、さすがにこれが作られた時代にはFコネクタが標準になっています。

せっかくなので中も見てみましょう。

裏のネジを2本外せばツメなども無く簡単に開きました。


スポンジの下には電源トランス、右側にはブリッジダイオードがありました。

消費電力が小さいためかスイッチング方式ではありませんね。

平滑用と思しきケミコン以外はコイルばっかり、能動部品が見当たりません。となると基板の裏側を見てみたくなります。


ということで裏側。

こちら側にはR,C類が多いです。

半導体らしきものは3つ、中央付近にあるのはレギュレータかな。あと2つは何だろう? 右のは入力コネクタからCを通して繋がっているからメインのアンプかな。

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