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Fujitsu X5634AF


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前に8mmテープドライブのEXB-8200を紹介したことがありますが、これはその上位互換のものです。

Fujitsu X5634AF
富士通製のX5634AFという外付けの8mmテープ装置です。

最初のEXB-8200は大枚をはたきましたが2台目以降はジャンク品ばかり、1万円以上払ったものは無いと思います。

X5634AF 正面
これが正面、ドライブのベゼルが割れていますね。「FUJITSU」ロゴはありますが、型名表示はありません。

X5634AF 背面
背面にラベルや型名表示はありません。

インターフェイスはSCSIです。「TERM PWR」のLEDが付いている装置はあまり見ませんね。SCSI IDはよくあるタイプ、ボタンのところは出っ張っていないので細い棒が必要です。0~7を超えて回すことができないようになっています。ループではなく、7から上に行こうとすると押せないようになっています。0から下も同じです。一般には0~9のスイッチを用いて「8」「9」は「0」「1」として扱われるものが多いのですが、さすが富士通はちゃんと制限しているようです。

「MONITOR」は何でしょう? 9ピンのD-Subコネクタのうち3ピンを使用しているのでシリアルでしょうか。

X5634AF 底面
どこにも型名が無いと思ったら底にありました。X5634AF 8mmテープ装置、これだけでは容量がわかりません。

ドライブ 容量(圧縮) 備考
EXB-8205 5.0GB 160XLテープは使用不可
EXB-8205XL 7.0GB 容量は160XLテープ使用時
EXB-8505 10.0GB 160XLテープは使用不可
EXB-8505XL 14.0GB 容量は160XLテープ使用時

1995年当時の8mm薄型テープドライブは知っているだけで以上の4通りありますが、これはどれでしょうか?

カバー開けたところ
開けたところドライブはEXB-8505XLSでした。「S」はよくわかりませんが、最大の14.0GBのもののようです。

左の電源は基板がそのまま入っていました。

リアパネル 配線
リアパネル部分です。

SCSIのリボンケーブルはカラーコードのものが使用されていました。SCSI IDとMONITORもドライブと直結です。SCSI IDが直結なのは予想通りでしたが、MONITORはレベルシフタが間に入っていると思っていました。ドライブに入っているのか、外に必要なのか? 後者ならこのコネクタは紛らわしいですね。


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