2018-06-25 23:19 — asano
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以前「不明なパーツ」で取り上げたもの、ある方より水晶振動子であるとの情報をいただきました。
そうとわかると動かしてみたくなります。74HCU04あたりで発振回路を組もうかとも考えたのですが、秋月にこの用途にピッタリのキットが売られていたのを思い出して買ってきました。
これがその「水晶発振子周波数測定キット」です。専用基板があるので組み立てはすぐに終わります。
LEDの電流制限抵抗にまで1%の金属皮膜抵抗を使っているのにちょっと違和感を感じますね。
さっそく問題のパーツを測定してみることにします。
これが測っているところです。
DCジャックが小さいのを知らなかったので手持ちのコネクタ(MAA-1ボード,INS8073ボードのもの)を流用しています。
結果は11.86MHzと出ました。「4000」と表記があるので4MHzを予想していたのですがぜんぜん違っています。
まさか3倍オーバートーンで発振してしまっているのか?
確かにこのキットの説明には周波数範囲が1~45MHzと書かれているところと5~45MHzと書かれているところがあり、4MHz付近は動作が怪しいのかもしれません。
測定用ということで周波数特性を広くしているのが不利に働いている可能性はあります。残念ながら回路図が付属していませんので、これ以上は回路図を起こしてみないとわかりません。
やはり自分で発振回路を組んだ方が良さそうです。
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