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今は無きモノ(その他編)


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4回目はその他編ということでこれまでの工作・電卓・コンピュータのどれにも分類できなかったものを取り上げます。

  1. ターミナル
    まだ晴海で開催されていた頃のハムフェアで手に入れたターミナル(シリアル端末)です。最終日の夕方、持って帰るのが面倒になった出展者がタダで配り始めたのを貰ったんだったかな。

    オレンジ色に塗装された鉄製ケースに基板とキーボードが入っていました。ディスプレイは無く(専用品が存在したのか汎用品を接続する前提なのか不明)M型コネクタでビデオ信号が出るようでした。開けてみると基板上にCPUの類は無く汎用ロジックICが並んでいたのを憶えています。UARTくらいは載っていたかもしれません。

    かなり大きくて重かったのを頑張って電車で持ち帰ったのか、知り合いのクルマに載せてもらったんだったか、記憶にありません。タダだったから貰ったものの特に必要とする状況は無くそのままになっていましたが、やはりこれも改築時に処分してしまいました。
  2. TRIO CS-2100(だったかな)
    これも同じ頃にハムフェアで入手した100MHz4現象のオシロスコープです。これはタダではなく確か5万円くらいで買ったんだったかな。

    初オシロだったのでそれなりに活躍しましたが、そのうちに一部レンジで水平掃引が出来なくなり、しばらくは使えるレンジで使っていましたが、次第に使えるレンジが少なくなって遂には全滅してしまいました。一度は下丸子だったかのサービスに持ち込んで見てもらったりもしましたが費用の問題で修理は諦めました。

    中を開けてみたこともあり、遅延掃引用と思われるとぐろを巻いた同軸ケーブルが印象に残っています。

    これも改築時に処分したのですが、最近ネットを探したらサービスマニュアルもあるようで、残していれば自分で修理できた可能性もあるのかな。
  3. NEC PC-PR3000PS
    これMicroline 801PSの前にダメ元でジャンク品を買ったものの、動かせるところまでたどり着けなかったのでプリンタ遍歴には載せていませんでした。記念にモジュール(PostScript処理系)の部分だけ残してあります。

今は無きモノのシリーズはこれでいったん終了です。なにか思い出したらまた書こうと思います。


コメント

NECは当時も今もプリンタを内製しておらず全て他社のOEMのはずなので、中身が似ている機種があったらそれはOEM元だと思います。
大昔は真空管を作っていた名残でHDDやCRTのガラスまでも内製だったんですけどね。

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