2024-03-26 23:38 — asano
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いつも「こんなモノ持ってる」なのでたまには趣向を変えて今はもう無いけど昔はこんなモノ持っていたを書いてみたいと思います。
1回目の今回は工作編ということで昔作ったものです。
- ラジオキット
確か小4頃だったと思いますが、電子工作系の記念すべき第1号、父が買ってきてくれたラジオキットです。以前どこかで6石と書いた気がしますが、おそらく1~4石程度のレフレックス方式だったはずです。6石だと通常スーパーヘテロダイン方式でトラッキング調整などが必要になるはずですが、当時それに必要な道具など持っていたはずがありません。後に読んだ本で信号発生器などが必要と知って「へぇ~」と思った記憶があります。ホーマーだったかエースだったかのキットで、まだゲルマニウムトランジスタ(2SB56だったかな)でした。
- キャタピラの模型
以前模型のリモコンに書いたものです。 - Z80ボード1号機
Z-80ボード 1号機 (の形見)にて使ったと思われる部品を紹介しました。憶えている限りの詳細はそちらに書きましたので再び書くことはしません。 - Z80ボード2号機(実際には3号機)
これも詳細はZ80ボード2号機の話に書きました。これも後にバラしてしまいました。 - 2716用ROMライタ
これは1983年頃の「ラジオの製作」誌に掲載された記事を参考に製作したROMライタです。PC-8001mk2拡張ボードは本来これのために作ったもので、これをバラした後に他へ転用しました。DC-DCからモクモクはこのROMライタ制作時のやらかしです。 - V9938ボード
PC-8001mk2ユーザとしてはドット毎に自由に色を付けられることに憧れがありまして、高校の時にV9938(MSX2に使われていた)を使用したグラフィックボードを作成しました。初代8001ではなくmk2は一応320×200ドット4色モードがありましたが、4色はあまりに少なく少なくとも8色は欲しかったのです。V9938を選んだのにはいくつかの理由がありました。
- 現物・資料が入手しやすいこと
- VRAMをCPU空間に置かなくていいこと(アクセスの調停が不要)
- コンポジット出力があること(ディジタルRGBのモニタしかないのでテレビで代用できる)
V9938は80系のバスにI/Oデバイスとして接続でき、VRAMは64k×4bitのDRAMを4つ繋ぐだけ、出力もエミッタフォロワのバッファを入れるだけと簡単に動作させられます。逆に工夫の余地もあまりないのですが......
文化祭でレイトレーシングの表示をさせた覚えがあります。せっかくのカラーなのですが最多の256色モードでもRGBで考えるとそれぞれ2~3ビットと階調が足りないので、グレー32階調にしたはず。
このボードと資料は後輩に貸したまま行方不明になってしまいました。 - LED電光表示
これも高校時代のもので、友人と手分けして32×8ドットのLED表示器を作成しました。今なら8×8程度のモジュールがありますが、当時はそんなものは無く単体のLEDを大量に買ってきて並べたのでした。まとめて買っても明るさにバラつきがあり極端に明るかったり暗かったりするのは交換していたのでトータル300個ほど買ったのかな。
スキャンはPC-8001mk2のソフトウェアで行なっていました。
思い出すままに書いてみました。
Z80ボード関係の部品などが一部残っている以外は残念ながら写真の1枚すらも残っていません。
コメント
LED電光表示
大昔、高校の文化祭で物理部員手分けしてLEDを16x128に並べて作りました。自分はPC-8801MkII用8255x6の拡張ボードを担当しました。
線材を使わずLEDとダイオードの足を曲げて美しいマトリクスを組んでいて、すごいと思ったのを覚えています。
今思うと一番凄かったのは、PC88でローマ字かな漢字変換プログラムをスクラッチで作ったソフト班の気がする。
約2000個!
LEDを約2000個!
明るさのバラツキとかありませんでした?
LEDのマトリックス配線は片方を縦に、もう一方を少し浮かせて横に、といった感じで立体配線しました。
当初バラツキを考えていなかったので配線終わって点灯して初めてこれとこれ交換ということになり、この立体配線が作業の障害に。
いつ頃の話か分かりませんが、8ビットの時代なら漢字変換書くのは割とあったんじゃないですか。
私も80mk2で書きましたし。
Re:約2000個!
たしか、LED毎の電流制限抵抗を後付けでパラレル接続しておおまかに明るさを調節し、細かくはソフトで点灯時間を制御していました。
ダイナミック点灯でなく8255を6個使ったスタティック点灯だったので、可能だったのだと思います。制作前に机上計算でダイナミック制御だとソフトが間に合わないとか、なんとか、かんとか、言われたような。
そのうえで表示文字列全体をスクロールやブリンクさせることで、うまく見た目をごまかしていました。
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