2016-05-17 22:13 — asano
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シャープのポケコンPC-1350です。
これ以前に使っていたPC-1261 (約9kB)に比べRAM容量はずいぶんと減って3kB程になってしまっています。表示は4行になり、グラフィック表示が正式にサポートされました。さすがに本体サイズは大きくせざるを得ず、名称もポケットコンピュータ→ポータブルコンピュータに変わっています。キーも一部を除いてメタリックになり高級感がでています。
PC-1261はいつも制服の胸ポケットに入れていたのですが、これはかなり出っ張るので常時入れているわけにはいかなくなりましたね。
精密ドライバなしで裏蓋が開けられるようになりまして、電池交換用に持ち歩く必要が無くなりました。ここに増設メモリをセットできるようになっていまして、上述のように容量が減ってしまったので8kBの(非純正の)カードを入れていました。本体の電池交換をするためにはカードを外す必要があり、確かカードにもバックアップ用の電池が必要だった気がします。
左側面にはこれまでと互換の拡張コネクタがあります。本体サイズが変わっているので残念ながらCE-125Sは使えなくなってしまいました。
ただコネクタ・信号ともに互換なので、形状的に干渉しない周辺機器はそのまま使用できました。
右側面にコントラスト調整のつまみがあるのはこれまでと一緒ですが、シリアル通信用のコネクタが追加されています。外部にレベルコンバータを接続することでパソコンやモデムと通信可能になりました。
レベルコンバータ自体は自作することもできましたが、コネクタが入手できないので純正品を買ったと思います。型番はCE-130Tだったかかな。
コメント
今で言うPlus, Maxでしたね
いやこれは懐かしいです.高校時代に発売され,なけなしの小遣いで購入した記憶があります.雑誌掲載のプログラムを入力し,ゲームを楽しむ程度の使い方しかしていませんでした.携帯ゲーム機のない時代でしたからね.その雑誌の出版主も今では大変貌し,時代の変化はすごいものだと改めて感じます.懐かしい思い出がよみがえりました.ありがとうございました.これからも出土品を楽しみにしています.
Re: 今で言うPlus, Maxでしたね
懐かしんでいただけたようで...
PC-1350は隙間のないグラフィックに憧れて買ったんですけど、ポケットに入るPC-1261の方を愛用していました。
あのころの携帯ゲーム機はゲームウォッチぐらいでしたね。
カセットインターフェース
私はPC-1245 + CE-124の組み合わせで使っていたので、本体をPC-E500に変えてもそのままCE-124でいけましたね。
CE-124にしたのは、形状のことを考えてではなく、単に安上がりにしたかっただけですが。
Re: カセットインターフェース
信号は共通なので延長コードを作ればCE-125Sもプリンタ含めて動作した記憶があります。
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