レジスタの値を設定・表示します。
R
R <reg>
1.の形式ではすべてのレジスタの内容を一括表示します。
2.の形式では<reg>で指定されたレジスタの内容を表示し、入力モードに移行します。16進で値を入力するとそれが指定されたレジスタに設定されます。空行を入力するとレジスタは変更されません。
当然モニタ実行中のレジスタを設定・表示しても意味は無いので、Gコマンド実行時に実際のレジスタに設定されます。
ブレーク命令を実行するとその時のレジスタの値が一括表示され、モニタのコマンド待ちになります。これはブレークポイントとして使用できます。
- ブレークしたい箇所の命令をブレーク命令に置き換えます。元の値はメモしておきます。
- プログラムを実行します。
- ブレークポイントに達するとモニタに制御が戻り、レジスタの内容が一括表示されます。
- 必要に応じてD, Sコマンドでメモリ内容を確認・変更できます。
- 実行を再開するときは置き換えたブレーク命令を元に戻し、Gコマンドを実行します。
対応状況:
UniMon | Ident | 対応 | 備考 |
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6800 | ○ | 対応レジスタ:A, B, X, SP, PC, CCR ブレーク命令: SWI ($3F) |
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6809 | MC6809 | ○ | 対応レジスタ:A, B, X, Y, U, S, PC, DP, CC ブレーク命令: SWI ($3F) |
HD6309 | ○ | 対応レジスタ:MC6809に加え E, F, V ブレーク命令: SWI ($3F) |
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8080 | ○ | 対応レジスタ:A, BC, DE, HL, F, SP, PC ブレーク命令: RST 7 (0FFH) |
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AVR | - | ||
Z80 | ○ | 対応レジスタ:A, BC, DE, HL, F, IX, IY, SP, PC, I, R(裏レジスタ含む) ブレーク命令: RST 38H (0FFH) |
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Z8 | - | ||
6502 | ○ | 対応レジスタ:A, X, Y, SP, PC, PSR ブレーク命令: BRK ($00) |
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TLCS90 | ○ | 対応レジスタ:A, BC, DE, HL, F, IX, IY, SP, PC(裏レジスタ含む) ブレーク命令: SWI (0FFH) |
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SCMP | - | ||
MN1610 | ○ | 対応レジスタ:R0~R4, SP, STR, IC ブレーク命令: BAL (255) , 未定義命令(MN1613) |
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TMS9900 | - | ||
8086 | ○ | 対応レジスタ:AX, BX, CX, DX, F, SP, BP, SI, DI, CS, DS, SS, ES, IP ブレーク命令: INT 03H (0CCH) |
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8051 | - | ||
F8 | - | ||
Z8000 | ○ | 対応レジスタ:R0-R15,FCW,PC,SSP ブレーク命令: SC #0FFH (7FFFH) |
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68000 | MC68000 | ○ | 対応レジスタ:D0-D7,A0-A7,SR,PC,SSP ブレーク命令:$4AFC,$4848-$484F |
MC68010 | ○ | 対応レジスタ:MC68000に加えVBR,SFC,DFC ブレーク命令:$4AFC,$4848-$484F |
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SuperH | - | ||
H8/300 | - | ||
COSMAC | - | ||
INS8070 | ○ | 対応レジスタ:E, A, T, PC, SP, P2, P3, S ブレーク命令: CALL 15 (0x1F) |
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uCOM-87 | ○ | 対応レジスタ:EA, V, A, BC, DE, HL, SP, PC, PSW(裏レジスタ含む) ブレーク命令: SOFTI (72H) |