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AKI-H8


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SH7045ボードも動いたことですし、次はH8でも動かしてみようと何枚か買った記憶のあるAKI-H8を探していました。


最初に見つけたのはH8/3048搭載のこのボード、表面実装のIC以外は未実装のキット版ですね。

未組み立ての状態で説明書や部品一式とともに出てきました。


もう一枚がこちら、H8/3052搭載です。

こちらはほとんどの部品が表面実装になり、コネクタ以外は実装済みです。

他にPS/2-USB変換器(作りかけ)でも使ったので少なくとも3枚は買ったようです。

このボードは説明書の回路図を見るとわかりますがほとんどのピンがコネクタに引き出されているので、変換基板に誰もが使うだろう以下の回路を追加した、といった感じの構成です。

  1. 電源レギュレータ
  2. クロック用の水晶とコンデンサ
  3. リセット回路
  4. シリアルのレベルコンバータ

コネクタの位置と信号は互換なのでコネクタのオス・メスを合わせておけばH8/3048版とH8/3052版は交換可能です。

まずは手っ取り早く動かせそうな3052版から試すことにして、組み立て前に回路図を確認していたところ厄介な点が2点ありました。

一つは電源レギュレータ、5V出力のものが使われていますが出力を切り離すことができません。EMILY Boardを使おうと思っているので5V電源はすでにありますし、電圧の高いACアダプタは(誤接続のリスクがあるので)あまり使いたくはありません。

もう一つはレベルコンバータ、シリアルはTTL-232R-5Vを使用予定なのでロジックレベルのまま使いたいところですが、SH7045ボードと異なりレシーバの出力を切り離せません。

ちょっと勿体無いですがレギュレータとレベルコンバータのICは取り外すことにします。

(続く)

参考文献・関連図書: 
『HITACHI H8/3048F使用 AKI-H8マイコンボード 説明書』, 秋月電子通商.
『HITACHI H8/3052F使用 AKI-H8マイコンボード完成品 説明書』, 秋月電子通商.

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