DINコネクタとはドイツ工業規格(Deutsche Industrie Normen)で規格化されたコネクタのことですが、単に「DINコネクタ」といった場合は直径13.2mmの丸型コネクタを指すことが多いです。直径9.5mmのものもありますが、これは通常「ミニDINコネクタ」と呼ばれます。
これはユーザの場合です。
設計者同士の場合、基板と基板を接続するツーピースコネクタを指すことも多いので注意が必要です。
設計者同士の場合、基板と基板を接続するツーピースコネクタを指すことも多いので注意が必要です。
ここでは直径13.2mmの丸型コネクタについて書きます。
規格コネクタなので複数のメーカから発売されていますが、いくつか代表的なメーカの型番を挙げます。
ホシデン | 第一コネクター | |
---|---|---|
プラグ | TCP0500 Series | DIN-nP (DIN-5Pなど) |
ソケット(基板用) | TCS4400 Series | - |
ソケット(中継用) | TCS8000 Series | DIN-nJ (DIN-5Jなど) |
ソケット(シャーシ用) | - | DIN-nS (DIN-7Sなど) |
※ nはピン数
ピン数は3~8ピンまで(9ピンと呼ばれるものもありますが周囲のシールド部分もピン数として数えています)あります。パソコン界隈でよく使われるのは5ピン・8ピンそして稀に7ピンといったところでしょう。
かなり大きいので新規に採用されることはあまりありません。